第3回 反りを戻して、やっちゃってみる?
こんなにテイクオフのことばっかり書いていると、この人テイクオフしかできないんじゃないか?って思われちゃいそうですが、まあ、構わず続行しましょう、、、ホントに経験ある方々にしてみれば、当たり前の話かも知れないし、もっと違った説明をするかもしれませんが、まあ、それも構わず行きましょう!
海で色んな人のテイクオフを観察すると、本当に色々なやり方があり、一口にテイクオフと言っても方法が一つではないことが分かります。第1回で説明したように、胸を大きく反って、出来るだけ前に乗る人もいれば、そんなに胸を反らないで、うつぶせになる位置もそんなに前じゃないのにテイクオフが早い人もいます。
1.お部屋の中でやっちゃってみよう!
部屋の中でうつぶせになってトライして欲しいんですが、まずうつぶせになって胸を反り、少しおしりを締めてパドルの体勢を取ります。このとき、胸を反ると自然と足も上にあがるのが分かりますね?波が後ろから接近してくるのをイメージしながら、反った胸を元に戻します。このとき、次の2つの体勢を試してみてください。
1.反った胸だけを戻し、上がってしまっている足は上げたままにする。
2.反った胸を戻すと同時に、上がってしまっている足も下におろすようにする。
どちらが胸にかかる圧力が大きいですか?おそらく2のように足を下げた方が、べったりと胸を床に付けることができ、荷重をより前に移行できていると思います。テイクオフの時も同様に胸だけでなく足も下げるようにしてみてください。容易にノーズを落とし込めると思います。
この方法はノーズを下にさげる量が大きいので、第1回で説明したように強く胸を反り、できるだけボードの前方にポジショニングして行うと、ノーズが一気に下がりすぎてパーリングの確率が高くなります。なので、普段のパドル時には、胸を伏せる位置は第1回で説明した位置よりも、やや後ろにし、胸の反り具合も若干戻した方がベターです。そして波が接近してきたら胸と足を同時に下ろし、ボードにベタっと伏せる感じでオッケーです。もちろん、ベタっと伏せたままパドルは続行します。こんな単純な方法でも、意外に効果があります。
2.色んな形でやっちゃってみよう!
海の中でよく観察していると、上手いサーファーがノーズロッカーが強く、アウトラインも細いボードに乗っているにもかかわらず早くテイクオフし、沢山の波に乗っていることに気付きます。もちろん、基礎的な体力も違うと思うのですが、本当にそれだけ?と思ったのは僕だけではないんじゃないでしょうか。
どうしたら効率よく波をとらえられるんだろう?と試行錯誤しながら、これまで色んな方法を試してきました。うまく行ったこともありますし、全くうまく行かなかったこともあります。図1を見てください。これは過去にトライした方法の一つです。

傾斜の付いた波で反った胸を戻すと同時に両ヒザを曲げて、全荷重ができるだけ前に、かつ下に落ちるようにしてみました。結果は、前につんのめり過ぎて話になりませんでした。ロングボードでよくこの体勢を取っている人をみるので、見よう見まねでやってみたんですが、ショートでは前加重が強すぎてノーズから一気に沈没してしまうケースが多かったです。また、パーリングしそうになった場合などに胸の反りを戻してノーズを浮かそうとしてもうまく戻ってくれず、そのまま撃沈ということも多々ありました。
そんな訳で、このヒザを畳む方法はうまく行かなかったのですが、でも創造力を働かせて思いついたことを何でもやってみることは良いことだと思います。バイクや車と違って失敗したらケガをすることもありません。下は水ですから基本的には何でもありです。そんな試行錯誤を続けるうちに、これは!と思える発見があるかも知れません。うまくならないな〜と思いながら漫然とパドルするより、創造力を働かせて色んな可能性を試した方がベターじゃないでしょうか?
ちなみに第1回と今回とで、違う方法を説明しましたが、自分がコレと思う方法でやってみてください。もちろん自分で何か新しいスタンスを見つけるのも手でしょうし、こうじゃなきゃいけないということはありませんから、色々とチャレンジしてみると楽しいかも知れません。
2005.1.27 ゴーゴー
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