第5回 ゴーイング・マイ・ウェイ!
もし、同じ体格の二人のライダーが同じ波でライディングしたら、サーフィンのスピードはさほど変わらないように思えます。でも周りを見回してみると、サーファーによってスピードには相当の違いがあるようです。もちろん、板の違いもあるのでしょうが、それだけではないように見えます。昔はこのあたりの差が腑に落ちなくて、いったい何がそんなに違うんだろう?と悩んだものでした。
パチンコ大学というパチンコ屋さんは今でもあるのでしょうか?もしサーフィン大学というのがあって、そこでスピードに関して研究することができたら、本当に面白いデータが得られるんじゃないかと、つくづく思います。サーフィンする限り、絶対に逃げることの出来ない命題、それがスピードなんじゃないでしょうか?
それでですね、本当はスピードに関して「こんな風にやっちゃったら良いのよ!」という決めゼリフがあれば良いのですが、そんな魔法のおまじないは、たぶんないんだと思うんですね。
サーフィンを始めた頃、漠然と3ヶ月後くらいには軽〜くリッピングしちゃってるかも知れない?と思ってました。実際には、予定の3ヶ月を過ぎた頃、ヨロヨロとテイクオフして、フラフラとデッキの上に立っているのがやっとでした。それでも当時「ひょっとして来週くらいには、シュポーンと当てたりしてるんじゃねぇか?」という甘〜い妄想に精神を蝕まれていた僕は、頭の中では毎晩のように、シュポーン、シュポーンとドデカいスプレーを飛ばしまくっていたものでした。
そうなんです。松坂大輔投手と結婚した柴田倫世アナいわく、「体の中を風が吹き抜けていくような始めての感じでうれしかった」感じが、僕のハートをわしづかみにしてから、僕のサーフィンライフはドキドキ、ムネムネ。それはもう大変でした。
そんな日々が今日まで続いて、もう10年以上になります。いつの間にか、永遠に卒業できないサーフィン大学カービング学部スピード学科の生徒として、毎年留年し続けるボンクラ大学生になっていたのです。(ボンクラって死語ですか?)
僕はいわゆる「サーフィンの申し子」のような人間ではありません。だから本当は、こんなコーナーを作って技についてウンチクしようなんて、恥ずかしい話なのです。でもそんな僕を何かが強く駆り立てます。それはきっと、僕自身が悩みながら、試行錯誤しながら、もちろん何よりも楽しみながら、時間をかけてサーフィンを続けてきて、そんな中で得られた経験を、同じような境遇にいる人達とシェアできれば、という想いがあるからかも知れません。
ときにはカレントに流され、ときには後ろでパドルしていた人のノーズがケツに刺さり(ドルフィン失敗:本当にあった怖い話)、ときには帰り道で切符を切られ、やっとの思いで気付いたことをここで紹介することで、読んでくれた人が上達する時間を少しでも縮められたらハッピーです。でも過剰な期待はしないでください。なにせボンクラ大学生の言うことですから。(´ー`)丿
さて、話を元に戻します。え〜っと、スピードでしたね。まあ、スピードなんて、やってりゃそのうち身に付くやね、大丈夫!え?それじゃ、話にならない?だってもういっぱいオカズを提供したじゃない?
そう.....それじゃあ、しょうがない。よし!じゃあ次回からボチボチ行きましょうか!楽しみに、待っててね〜。
(エンディングテーマ:若者たち)
僕の〜ゆく〜道は〜、果てし〜なく遠い〜、だのに〜、ナ〜ゼ〜、歯をく〜いし〜ばり〜、僕は〜ゆく〜の〜か〜、そんな〜にしてまで〜♪
2005.2.18 ゴーゴー
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